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一般社団法人知立青年会議所 2018年度
理事長所信

 

理事長 渡辺 洋司


あるべき姿を追求し、己の道を突き進もう


【 はじめに 】


 1971年の創立から先輩諸兄の熱い情熱と、弛まぬ努力により脈々と受け継がれてきた運動を、第48代理事長として引き継げることを大変光栄に感じると共に、これまでの歴史を紡いでこられた先輩諸兄の熱き志に敬意を表し、一般社団法人知立青年会議所を支えて頂いた多くの方々に改めて感謝致します。
 青年会議所に入会をした当時、私は目の前にある仕事を一生懸命取り組んではいるが、日々の流れに追われるように生活をしていました。その頃の私は失敗をして恥をかくことを恐れ、自分をさらけ出すことができませんでした。今思えば、私は青年会議所に入会したからこそ、多くの方と出逢い、多くのことを経験し、そして学びを得ることができました。失敗を恐れず、自分をさらけ出し様々なことに我武者らに挑戦する先輩の姿がとても輝いていて、自分もこんな風になりたいと感じました。挑戦することの大切さ、その苦労を重ね、諦めずやり遂げたその先には、必ず大きな達成感とこれまでよりもさらに深い友情が育まれるということを、その我武者らな仲間と共に活動する中で学ばせて頂きました。自ら挑戦して得た経験は誰かに教えられたことよりも遥かに価値のあることです。時には失敗することもありますが、その失敗こそかけがえのない大きな学びの機会となります。「成功の反対は失敗することではなく、何もしないこと」、失敗を恐れず我武者らに挑戦する姿勢こそ、成功そのものだと考えます。青年会議所は最高の学び舎であり、自ら積極的に行動すれば、様々な体験や経験を得る機会を得られる組織です。本年度も引き続き、メンバーの成長、地域社会の発展のための機会を多く設けて参ります。
 青年会議所が目指すのは「明るい豊かな社会」の実現です。まちづくりや青少年の健全な育成に向けての取り組みを、地域の人々が他人事ではなく自分事として捉え率先して行動してもらえるように意識を変えることができれば、我々の目指す社会へと大きく歩みを進めることになります。地域の人々の意識変革を行うのは簡単なことではありません。我々の運動が誰のために、何のために行うのか、メンバー自身がしっかりと腹に落とし、想いと情熱を持って我武者らに取り組んでいく姿が伝わってこそ、地域の人々の心を動かし、共感を得ることができると考えます。一度決めたら諦めない心と志を高く持ち、メンバー一丸となって我武者らに突き進んで参ります。


【必ずできる会員拡大】


 青年会議所は人で成り立つ組織です。青年会議所は20歳から40歳までの限られた年代の青年で構成されている団体であり、年齢制限がある以上、何もしなければ組織として存続できません。(一社)知立青年会議所が地域市民の意識変革を行う団体として運動を展開していくためにも、会員拡大は最重要課題であります。そのためには、拡大に関する過去の取組み方の検証や積み上げられたデータの活用、他LOMの成功事例も取り入れていく必要があります。全メンバーが会員拡大について必要性と危機感をしっかりと認識し、諦めない心と情熱を持って、理事長として誰よりも我武者らに率先して行動し会員拡大に取り組んで参ります。

【笑顔溢れるまちづくり】

 知立市は古くから交通の要衝として栄え、現在でも豊かな交通網を持ち、恵まれた立地条件からベッドタウンとして、多くの人々が生活をしています。ただ特に若い世代では不自由のない生活の中で、なんとなく今の自分の生活を受け入れ、地元意識が希薄化し地域とのつながりの必要性を感じない人も多くいるのではないかと感じます。地域における不審者のチェックや子ども達の非行防止やしつけ等、地域社会がかつて担っていた役割が希薄化しています。また明日起こるとも言われている南海トラフ地震などの有事の際も地域でのつながりが必ず必要になります。
 そこで我々青年会議所が地域の未来を担う若者を巻き込んでいく必要があると考えます。地域の人がもっとこの地域を愛しまちづくりを自分事として捉えてもらうためには最も元気のある世代から地域に活力を与えることが必要です。そして若者にも身近な人とのつながりを感じてもらうことで、市民同士の絆が生まれ、住み続けたいと思われるまちへと意識が変わり、郷土愛を醸成していくことに繋がると考えます。
 笑顔溢れる明るい豊かなまちづくりのための一役を担っているという自覚を持ち、我武者らにまちづくりのための運動を行って参ります。

【子ども達の挑戦する勇気を導き出す青少年育成】


 近年、社会環境の変化に伴い、子ども達を取り巻く環境も時代を重ねるごとに大きく変化をしています。家庭での子育てについて考えた時、子どもの可愛さゆえに、他と競争させることや困難なことに挑戦することを大人が可哀想な事として失敗や挫折の経験をさせないうちに、その機会を奪ってしまうことが多いのではないでしょうか。子ども達は成長する過程でいくつもの壁に直面します。困難なことにも逃げずに挑戦するためにはそれを支える親と子の絆が必要になります。苦しいことから逃げずに取り組ませてあげる事で子ども達は自分に対する厳しさを身につけ、諦めない心と、目標に向かい挑戦する精神力を身につけることができます。
 子ども達の挑戦する心を育むためにまずは大人が子ども達を信頼できるよう、我々青年会議所が大人に対し、子ども達自身の力で困難に立ち向かうことの大切さを実感してもらえるように働きかけていく必要があると考えます。そして子ども達の自発的な力を引き出すためには、目的を達成するための方法を一方的に与えるのではなく、子ども達が自らの考えで行動し、道を切り拓けるように導いてあげることが必要です。困難に思えることにも勇気を持って我武者らに挑戦していくことの大切さ、その壁を乗り越えることで得られる達成感を学ぶことが子ども達の自信になります。そしてまた新しい困難にぶつかっても自分の力で乗り越えられる、そんな夢と希望に満ちた子ども達の笑顔に繋がるように運動を進めて参ります。

【資質の向上】


 青年会議所が地域に対して更に影響力のある運動を展開するためにはメンバーの資質が重要です。周りの人を巻き込んでいく力と力強く引っ張っていくリーダーシップが、組織で役割を担う青年経済人としてはもちろん、地域で必要とされるリーダーには求められています。そのためには一度決めたら失敗を恐れず挑戦する心と他を思いやる優しさ、自分がやらなければ誰がやるという覚悟を持って取り組まなければなりません。そして、そのリーダーシップに加え他人の持つ秘めた力を湧き上がらせ輝かせてあげる力のある人になれば、更に魅力のある人財へと成長すると考えます。
 2018年度、(一社)知立青年会議所は人間力の高い、「地域の人から愛される格好いい若者の集まる団体」であることを目指し、資質向上のため我武者らに取り組んで参ります。

【盤石な組織運営】


 青年会議所が組織として、今後も継続していくためには、活動の根幹となる意志決定機関として理事会、総会の運営等、財務管理、その仕組みがしっかりと方針や規則にそって運営されていかなければなりません。事務処理は迅速に且つ的確な対応を行い、円滑に活動を推し進めていく事が望まれます。また広報活動においては、我々が何を目的に、誰のために、どのような運動を行っているのかを相手の目線に立ち、迅速に且つ的確に伝播をしてくことが大切になります。地道な運動の日々の積み重ね、一歩一歩が大切にすべきことであり、組織の要として、決して立ち止まることなく我武者らに歩みを進めていかなければなりません。組織全体を見渡せる広い視野を持ち、的確な判断力を磨き、メンバーがスムーズに活動できるようコミュニケーションを取って共通の理解を促進していくことがメンバー同士の連携や信頼へと繋がり、組織の活気へと繋がっていきます。組織の要として我武者らに行う日々の活動が、組織をより盤石なものにしていくと考えます。

【結びに】


 自分には自分に与えられた道がある。天与の尊い道がある。どんな道かは知らないが、ほかの人には歩めない。自分だけしか歩めない、二度と歩めぬかけがいのないこの道。広い時もある。せまい時もある。のぼりもあればくだりもある。坦々とした時もあれば、かきわけかきわけ汗する時もある。この道が果たしてよいのか悪いのか、思案にあまる時もあろう。なぐさめを求めたくなる時もあろう。しかし、所詮はこの道しかないのではないか。あきらめろと言うのではない。いま立っているこの道、いま歩んでいるこの道、ともかくもこの道を休まず歩むことである。自分だけしか歩めない大事な道ではないか。自分だけに与えられているかけがいのないこの道ではないか。他人の道に心をうばわれ、思案にくれて立ちすくんでいても、道はすこしもひらけない。道をひらくためには、まず歩まねばならぬ。心を定め、懸命に歩まねばならぬ。それがたとえ遠い道のように思えても、休まず歩む姿からは必ず新たな道がひらけてくる。深い喜びも生まれてくる。

松下幸之助『道をひらく』より

 青年会議所へ入会後、人は自分のためではなく、周りにいる社員、家族、友人のためという想いがあってこそ、全力を出し切ることができるということを教えてくれた先輩がいました。選択を悩む時、困難な道のりを進む時には周りにいる仲間が本当に力になってくれます。今、目の前にある道を歩んでいこうと決めました。決めたからには迷わず、恐れずに懸命に歩んで参ります。周りには同じ志を持った仲間がいます。支えてくれる家族がいます。周りの皆様への感謝を胸に、2018年度、メンバーと共に最高の一年を過ごすべく、リーダーとして決して諦めない強い心と高い志を持って我武者らに邁進して参ります。