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一般社団法人知立青年会議所 2021年度
理事長所信

理事長 加藤 道章


愛と優しさが世界を変える~すべてはあなたの為に~


~はじめに~


 一般社団法人知立青年会議所は昨年度創立50周年と言う大きな節目を迎えました。これまで長きに亘る歴史を築き上げて来られた先輩諸兄姉に心からの感謝と敬意を表すと共に、責任の重さと使命を実感し、大変身の引き締まる思いであります。

「面白きこともなき世を面白く すみなすものは心なりけり」
~高杉 晋作~
 青年会議所に入会して一番学んだことは、どんな状況であっても自ら元気に、楽しくすることです。逆風が吹いているときにも、前向きに物事をとらえ課題を乗り越えていくことを楽しんでいけば、どんな困難にも打ち克つことができると。そして楽しいと思える状況であれば多くの人が集い、更なる大きな力を集結することができると。
 今、新型コロナウイルスの流行の影響を受け、日本のみならず世界中に大きな変革期を迎えています。

 JCI の定款に示されている JCIクリードの最後の一文にこう記されています。
 「That Service to humanity is the best work of life」
 人生の中で最良の仕事は人に奉仕することです

 自分のためのエネルギーを他の人に向けることができたとき、無限の可能性が生まれます。こんなときだからこそ、青年会議所は革新的な発想と行動力で、まちやひとに活力を提供する存在であるべきです。今必要なこと、今できることを行い、周りを明るく楽しくして参ります。

~入会者のための会員拡大~

 誰のため、何のために会員拡大をするのかを考えると、それはこれから青年会議所に入会する人に数多くの経験ができる機会を提供するためだと考えます。私自身も青年会議所に入会し様々な経験させてもらうことができました。これから入会される方に青年会議所の魅力を伝えて参ります。
 また、青年会議所で磨かれた人財をまちに輩出することで、結果的にまちづくりにも好影響を与えていくと考えます。そのためにも在籍している中でそれぞれの試練がある中で、最後までやり抜く事が重要だと考えています。しかしながら、入会するときや在籍中に弊害があると感じる方がいるのも事実です。団体として時代に合った変化を試行錯誤して実行していきます。
 そして、会員拡大は毎年続くものであり、翌年以降にどのようにつなげていくかも課題です。今までの検証と本年度で実施したことを踏まえた会員拡大を実現できるよう、次年度につなげていきます。

~知立に暮らす人のためのまちづくり~


 私自身、生まれも育ちも知立でしたが地域との深い関わりが無く、ただただ平坦に暮らしているだけでした。青年会議所に入会させていただいたことで、地域とのつながりの重要性をひしひしと感じています。また新型コロナウイルスの影響を受けて人々の価値観と生活様式の在り方が変化していっています。遠くに行く事が好まれる時代から、身近な場所の中でできることが望まれる時代に変化していくかもしれません。それはまちに対して関わりが増えるきっかけとなる可能性を秘めています。
 “まちづくりはひとづくり”と言われるように、まちをつくるためには、まちを理解し愛着を持った人が行動することによって、その想いが周りに伝播していくと思います。拡がる想いがまちに住まう人の意識を変え、より豊かなまちに変わっていくでしょう。
 そのためには私達はもっとつながっていくべきです。コロナ禍において直接会うことに制限があり、難しくなっている状態であったとしても人と人の「つながり」は必要不可欠です。その結果、平時には安心して暮らすための基盤ができ、有事の際にも助け合えるような関係性になれると思います。知立に暮らす人が知立に暮らす人のためにすることが最高のまちづくりではないでしょうか。

~未来を担う子供たちのための青少年育成~


 十年一昔と呼ばれていた世の中がより早く、大きく変化する社会となり、ここから更に激変の時代がやってくると予想されます。これからの未来を担う子供たちは、どんな時代になったとしても思いやりの心を持ち笑顔が溢れ、夢や志に全力で向かって欲しいと切に感じています。
 しかしながら、日本の若者たちは自己を肯定的に捉えている者の割合が低いという調査結果が出ています。「自分はダメだ」など自己否定をしてしまうと、自分を愛せなくなってしまい、その結果、他者に対しても否定的な行動をしてしまいます。まずは自分で自分を認め自己肯定感を高めていき自信を持てるようになることが必要です。
 そして、他者の考えを受け入れつつ、他者に対して喜んで貰える行動ができるようになって欲しいと思います。もし助けを施した人から見返りを得られなかったとしても、自らの自尊心が傷つくようなことはなくなっています。落ち込んだり諦めたりせずに、次へと自分が想い描く夢や志を全うすることができるはずです。表面的な優しさではなく、主体的に思いやりをもって行動ができる子供たちが増えることでまちに大きな笑顔が拡がっていくことでしょう。

~次世代を育てる組織運営~


 青年会議所という名前の通り、青年会議所では会議がとても重要です。しかし会議をすることが目的ではありません。目的を達成するために会議であり、効率的に計画し、そして実行に移す準備のために開くべきです。これは時代が変わっても変わることが無い考えだと思います。
 現在ではリモート会議用の設備が整っていたり、メンバーも経営者だけでなく様々な立場で活動していたりと、ハード・ソフト共に環境面の変化をしています。今一度会議の在り方を再構築していく時期だと考えます。つまり会議の生産性を上げることが今の時代に求められることだと思います。

 また、新入会員にはJCの楽しさを学んで貰うために、主体的に参加することを念頭に置きます。やるべき事だからやるのではなく、“自分からやりたい”と決意したことは責任感を持って実行できるはずです。そして、ただ任せるだけでなく、不安なことが無いか、悩み事が無いかなど、せっかく入会してくれた新入会員が定着できるよう、見守れる環境も整えていきます。
 自分が楽しく!周りも楽しく!みんながワクワクできる知立青年会議所であり続けるためにも、JAYCEEとしての在り方を学んでいけるように促していきます。

~結びに~


 青年会議所には、単年度制度、40歳までという年齢制限といった特徴的なルールがあります。それは限られた時間の中で最大限の力をどう発揮するかが本質だと思います。今一度、普遍的な時間の貴重さを意識し、有意義な時間の使い方を考え青年会議所運動を行って参ります。
 ただし原点には「誰のため、何のため」という目的があり、「どうしたいか」という想いが人を突き動かします。そして情熱や努力を惜しまないことが青年会議所の最大の楽しさです。私が入会してから“楽しい”と思える機会を沢山頂きました。この御恩を次の世代へ送るべく、未来がもっと明るく豊かになるように、覚悟を持って理事長という大役を全うしていきます。


「無限に発展する道はいくらでもある。要はその道を探し出す努力である」
~松下幸之助~